人は責められるとやる気を削がれ
仕事の遂行能力も低下します。
逆に褒められれば
やる気も能力も高まります。
交渉において面白いデータを見つけたのでシェアしますね。
スキルに長けた交渉人と
スキルに欠ける交渉人の
交渉における行動を比較したものです。
《交渉で見られる行動》 | スキルに長けた交渉人 | スキルに欠ける交渉人 |
---|---|---|
人を苛立たせる、自画自賛・行動振る舞い(1時間あたり) | 2.3回 | 10.8 回 |
選択肢の数(一つの問題につき) | 5.1個 | 10.8 回 |
非難(交渉の全時間に占める割合) | 1.9% | 6.3% |
情報共有(交渉の全時間に占める割合) | 12.1% | 7.8% |
長期を見据えた発言(全発言に占める割合) | 8.5% | 4.0% |
ここから見えることは・・
平均的な交渉人は
スキルに長けた交渉人に比べて
相手を非難する時間が3倍も長く
創造的な選択肢の数が半分。
相手と共有する情報がずっと少なく
長期を見据えた発言の回数が半分。
相手を苛立たせる発言を4倍している。
つまり後ろ向きの態度や接し方は
交渉率を極端に下げるということですね。
コミュニケーションにおいても
人付き合いにおいても
交渉においても
皆同じような気がします。
相手を責めることよりも尊重すること(態度・発言)で、
人間関係も問題もスムーズに流れるのだということが
このデータで良くわかりますね。
ご参考までに!